あざの種類
あざ・しみのレーザーは格段に進歩してきています。
従来、レーザー治療は、保険適応がなく、非常に高額な費用のかかる治療でした。現在では、多くの疾患が保険適応となっています。
赤アザ | 単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症 |
青アザ | 太田母斑、異所性蒙古斑 |
茶アザ | 扁平母斑 |
黒アザ | 色素性母斑 |
現在赤アザ(単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症)、青アザ(太田母斑、異所性蒙古斑)、茶アザ(扁平母斑)に保険が適用されています。これら保険治療の可能なものは、できるだけ保険による治療を行います。保険適応のないものも、可能な限りリーズナブルな料金で提供いたします。
あざ治療で使用するレーザー治療器
Qスイッチ付アレキサンライトドレーザー

主に黒、茶、青の色素に反応し、皮膚内の色素を破壊する特徴を持ちます。
保険診療 Vビーム
当院で扱うVビームレーザーは可変パルス幅の色素レーザーであり、厚生労働省承認機です。
このレーザーはいちご状血管腫、単純性血管腫、サーモンパッチなどの血管腫や毛細血管拡張症に保険適応があります。
595nmの波長のVビームレーザーは血液成分のヘモグロビンに最も選択的に吸収され、周囲の血管を破壊して治療効果を発揮します。
選択性が高く、必要最小限の出力で治療することで組織へのダメージを最小にして治療することが可能です。
また、パルス幅を変えることでその血管の太さに合わせた出力設定が可能なのもこの機種の特徴です。保険治療のレーザー治療の場合は、基本的に3カ月に1回照射します。